#身体のこと
男性にも知ってほしい!生理前の不安定な気持ちと体調、実はPMSかも。
目次
生理前ってちょっとしたことでイライラしたり、哀しくなったり、憂鬱に…。
それに食べても食べてもなんだか満たされないなってことありませんか?
実はこれ、女性の約70~80%が経験のある症状なんです!
生理に振り回されないためにもPMSについて学び、向き合うことが大切です。
また、男性もきちんと理解することはパートナーを支える上で、欠かせません。
この記事で一緒に一から学びましょう♪
PMSって一体なに?
PMSとは
PMSとは、月経前症候群を意味するPremenstrual Syndromeの略で生理の3~10日前から始まる精神的・身体的不調のことを指します。
あの生理前特有の症状に名前がついていたなんて、驚きですよね。
はっきりとした原因は解明されていませんが、排卵に伴う「エストロゲン」と「プロゲステロン」という女性ホルモンの分泌量の変動によるものではないかと分析されています。
症状
〜身体症状〜
・お腹が張っている気がする
・頭痛
・乳房の張り/痛み
・関節/筋肉痛
・手足のむくみ
・満たされない食欲
〜精神症状〜
・安定しない情緒
・集中力の低下
・記憶力の低下
以上が代表的な症状に当たりますが、生理前の様々な不調は個人差がありその種類が数100種類にも及びます。
この中の全ての症状が当てはまらなくとも、過去3回の生理のうち1種類でも連続して起こり、4日以内に症状がなくなり、13日目までに再発しなければPMSに該当するとされています。
PMDDとの違い
上記の症状の中でも、特にイライラした気持ちや鬱っぽい気持ちなどの精神症状がひどい場合、それはPMSではなくPMDDかもしれません。
PMDDとは、月経前不快気分障害を意味するPremenstrual Dysphoric Disorderの略で、重症化したPMSの一種です。
生理の辛さとおさらば
PMSについて理解したところで、生理痛を緩和させるテクニックをご紹介します。
PMSの改善方法
上記でもご紹介しましたが、PMSは原因自体が医学的に解明されていないので、100%の治療法は難しいのが現状です。
あまりに症状が治らなかったり、違和感を感じたら医療機関を受診しましょう。
生理痛を完全になくすことはできませんが、痛みが原因でイライラしたり、不安になったりするので痛みが緩和されるだけでもかなり違いますよね。
生理痛を和らげる方法
生理痛を和らげる姿勢
そもそも、生理痛は子宮が赤ちゃんをお腹で育てる準備をしようとして膜を作り収縮することで起きる痛み。
妊娠しなかった場合もその膜が剥がれ落ちるので痛みが伴うのです。
子宮を覆っている骨盤が歪んだ状態だと、子宮を圧迫してしまうのでさらに痛みを強めてしまいます。
つまり、座っている状態というのは骨盤を曲げてしまっているので、デスクワークをされている方はこまめに立ち上がるように意識をしましょう。
生理痛を和らげるストレッチ
下半身の血行が悪い状態も、生理痛を悪化させている原因のひとつ。
フラフープをする感覚で腰を回したり、座った状態で足首を上下に動かすだけでも、血の巡りが良くなります。
お手洗いのついでに、誰も見ていないところで、腰を回しちゃいましょう♪
生理痛を和らげる食品
生理痛がひどい時はちょっと動くのもしんどいですよね。摂取するだけで、少しでも生理痛が緩和されるなんてまさに理想。
そんな魔法のアイテムは生姜と大豆。
血行をよくすることがいいと聞いて生姜を連想させた方もいたのではないでしょうか?
でも生理痛と大豆はなかなか結びつかないですよね。大豆に含まれるイソフラボンには、女性ホルモンと似た成分が含まれているので、ホルモンバランスを整えるのに大活躍するんです。
私のおすすめは手軽に飲める豆乳です!
体を冷やさないためにも、温めて飲みましょう。
料理は男性の方も辛いパートナーをサポートできるチャンスですよね♪
知っているのと知らないのでは、大きな差。
今回は、PMSについてご紹介しました。
生理に伴う、なんとも言えない感情に名前がつくだけでも、不安は軽減されますよね。
ネガティブな気持ちになっても、何もやる気が起きなくてもそれはあなたが悪いのではなく、生理によるもの。
生理痛は冷えも大敵に。足湯や毛布などの気遣いも女性にとっては嬉しいものです。
知識を身につけてパートナーのことを理解することも大切。
ぜひ今回身につけた知識で、生理痛と向き合っていきましょう。
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